アメリカ花水木が満開の境内です。
花水木の他には、梔子や二人静などの花も満開
二人静は初夏の花、また牡丹や芍薬も風炉の時期の花ですが、年々開花が早くなってきていて、境内の芍薬も咲き始めました。
茶席では、この時期透木釜(すきぎがま)でお客様を迎えます。炉中の五徳を使わないで、透木をおいてこれに羽釜をかけます。
そして5月になると、炉を閉じて、風炉になるのです。少しでも涼やかにお客様をお迎えすることを第一にします。
興福寺では、庫裏の座敷の衣替えは六月一日の「小屋入り」の日。長崎の氏神諏訪神社の行事に合わせていたします。
◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/
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茶市のお知らせ
”隠元さん”で親しまれ、興福寺と深い縁のある黄檗宗祖隠元禅師が中国から長崎に渡られて今年で371年にあたります。
隠元禅師の来日は、当時の日本仏教界に新風を吹き込むと同時に、日本の社会に書画、建築、工芸をはじめ、料理や食事法、煎茶など生活文化にも先進の思想や技術を伝え、その影響は現代に至っております。特に禅師が伝えた釜炒りの技法は瞬く間に日本全土に広がり、それまで上層階級に限られた茶の湯が、茶を楽しむ煎茶として定着していったのです。
興福寺では、5月25日(日)「第16回興福寺文化祭・茶市」を開催いたしますのでご案内申し上げます。
茶市では、普段非公開の隠元禅師のお軸を展示し、献茶式や講演なども催されます
また、茶市のメインイベントとして東彼杵から運び込まれた摘みたての新茶を大釜で炒り、それを筵の上で手もみする実演と体験もできます。いまのお茶はほとんどが蒸し茶ですが、371年前当時の釜炒りのお茶の美味しさを是非味わって頂きたいと思います。
また美味しい新茶の入れ方教室や東彼杵物産展等々と盛りだくさんです。
観て、学んで、味わって心ゆたかな茶市にお招き致します。
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興福寺住職が作法本を上梓
8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
電子書籍、Amazonでも発売中。
◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)
どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。
◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。
◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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