~赤寺へ行こう~
第35回紫陽花季~雨にけむる花たちご案内
紫陽花に色めく風となりにけり 稲畑汀子
興福寺では恒例の「紫陽花季~雨にけむる花たち」を5月24日より開催いたします。
長崎の鳴滝に勉学塾を開いた医学者シーボルトが、いずこかの寺より譲り受けたのが山紫陽花。それを母国に持ち帰り、いつしか今のような西洋紫陽花に品種改良されたと言われています。
いずこかの寺というのは、さて一体どこの寺でしょうか?鳴滝に近い春徳寺の先代ご住職にお尋ねしてみことがありましたが、どうも違うようです。
さて、シーボルトの日本植物誌で紹介されている山紫陽花の「紅額」や「七段花」。「紅額」の咲き始まりは真っ白。やがて縁が薄い桃色からまさに紅色に。境内にも沢山の紅額が花を咲かせています。
そろそろ雨の季節。雨に濡れた石畳、おおぶりの紫陽花や額紫陽花、可憐な山紫陽花それぞれが雨の季節に似合います。
花を愛でたあとは、お抹茶を一服どうぞ。主菓子の「紫陽花」は長崎の名舗寿福製で当寺のオリジナルです。
また、紫陽花の変化(へんげ)を何度でもご覧頂けるように「紫陽花パスポート」を発行しました。
どうぞ、お誘い合わせのうえご来山くださいませ。
*扉の画像は山紫陽花の「紅楽」の咲き始めです。
咲き始めは真っ白。そして段々と紅く染まっていきます。そのへんげの様子をここでおつたえしていきますので、お楽しみに
◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。 https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ ◎インスタグラム https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/

興福寺の紫陽花を撮り続けていただいている向井万里子女史の写真展
◉興福寺会場 「花溢れる興福寺」
5月24日(火)~6月30日(木)
オープニング挨拶 5月24日 10時
〇長崎県立美術館会場 「歴史と花香る唐寺」
6月7日~6月12日
ぜひ足をお運びください
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興福寺住職が作法本を上梓
8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
電子書籍、Amazonでも発売中。
◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)
どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。
◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。
◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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