瓢箪言葉のつれづれ

「後の月」

あつ物に坐敷くもるや后の月
梅室 「梅室家集」

「片見月は縁起が悪い」ので、仲秋の名月、そして十三夜の月を愛でるのが本来の月見だとか。辞書によると、月見とは陰暦8月15日および9月13日のこととあります。

いずれにしても、月を愛でるという習慣は東洋にしかないようです。
西洋では、月の光をあびると変身する狼男の話や魔女伝説にも月はかかせないもの。つまり西洋では、月は邪悪なものの対象として考えられてきたようです。
日本では、月にたいする信仰や俗信、また神秘さへの憧れといったものをとらえてきました。

興福寺慣例の観月宴は、今年は中止いたしましたが、例年は「後の月、名残の月」を愛でる会として10月の中旬以降に行っております。
というのも、興福寺は東を背に本堂が建っておりますので、仲秋のころのお月様がお堂のうえにお顔を出すのは,御客様がお帰りになってからの午後10時ごろ。名残の月のころは、ちょうど良い時間にでておいでになるということからです、
また、仲秋の名月は満月、でも後の月は欠けたお月様で、これもまた風情です。
今はインターネットで、その地域の月の出具合いを調べることが出来る時代になりましたが、それよりも、今夜はさて何時頃おでましになるのかな、と思いながら夜空を眺めることの方がゆかしく思います。

今年の後の月は10月29日だそうです。



◎向井万里子嬢の紫陽花季展は、すでに終了していますが、下記のHPでまだご覧になることができます。



◎興福寺の動画は下記でご覧になれます。
https://www.youtube.com/channel/UCVLP7ZjT2kXlQts0DGjNZKQ
◎インスタグラム
https://www.instagram.com/kofukuji_nagasaki/  

瓢箪お知らせ

向井万里子web写真展 詳細>>

興福寺主催の紫陽花まつり「紫陽花季」を撮り続けて5年の向井万里子氏
8/17~9/14 web写真展で、紫陽花の様子をご披露中です。
是非ご覧ください
https://fotopus.com/salon/dl/kZ

時には、毎日ご来山。
時には、朝から夕方まで。
横になったり、しゃがんだりと様々な姿で撮り続けておられて。

それは、写真を観ていただければ、如何に紫陽花が喜んでいるかわかります。
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興福寺住職の本 詳細>>

興福寺住職が作法本を上梓

8月30日、興福寺住職松尾法道著「龍が住む赤寺の教え「運気の代謝」があがる!日常作法のコツ」が文藝春秋より出版されました。(\1,350+税)。
 

「この本には生活習慣や心の整え方、人や仏さまとのおつきあいまで、
日常作法について53のコツがのっています。パラパラとめくってみて、心にとまったことばがあったらそれは、あなたの運気をあげるヒントです。」カバー推薦文  
  
◎本誌には龍が運を呼ぶ興福寺の願掛け、御朱印つきで全国書店、
 電子書籍、Amazonでも発売中。

◎「文春オンライン」(http://bunshun.jp/)にも関連記事掲載。
 
◎女性誌「CREA」のWEBサイト(http://crea.bunshun.jp/)で、
本の紹介記事を掲載(8/30公開予定)

どうぞ皆様、一家に一冊、お子様、お孫様にもそれぞれ一冊お備えくださいませ。

◎ちなみに、表紙の女性は島原の猪原金物店のお嬢様です。
偶然ですが、この金物店も龍伝説のあるお店です。

◎◎お陰様で、9月27日重版決定いたしました。
全国書店、アマゾンで発売中です。
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瓢箪今月の一品

栗